何のために、誰のために

【やぶちゃんに学ぶ仕事術】
 
何のために
誰のために

今、自分がしている事は
何のために、誰のためにしているのか
それが明確であるかどうか
とても重要な事ですね。
本質、主軸とも言い替える事が出来るでしょうか。
 

まだ、やぶちゃんの元でお仕事を
させて頂くようになって日が浅い頃の出来事です。

やぶちゃんが開催している黒帯心徒塾。
当時は、各会場に30人〜多い時には
70人もの方が集まっていました。

この日も、40人くらいの方が居たでしょうか。午後からの離我稽古。

会場内は熱気と音が溢れかえっていました。
パーテーションで区切られた隣の部屋では
別の団体さんが静かに試験を受けておられました。

あまりにも隣の部屋が騒がしいので
静かにしてもらうようにと会場の事務所宛にクレームの連絡が入ったようです。

『別の部屋をご用意しましたので、今すぐこの部屋から出て下さい』
会場の事務所の方は慌てておられる様子でした。

最終責任者やぶちゃんは、
とある方の話を全身全霊で聞かれていましたので、スタッフとして入っている私が対処。

私は、部屋に入るや離我稽古中の皆さんにお声掛けをして直ぐに移動頂くようにお願いをしました。
やぶちゃんは全く動じる事なく
ゆったりと準備をして、新しく用意して頂いた部屋に移動をしました。
 
さて、やぶちゃんはこの時、私に何と声をかけたでしょうか。

当時、五段認定へ向けて『やぶちゃんの1,000回ガチ聞き』がスタートしたばかり。
美香ちゃんちょっとおいで。この事について、ガチ聞きしよか』

1,000回の中で形式が次々と変わっていき
この頃はやぶちゃんとの行ってこい形式のガチ聞きです。


『美香ちゃん、何の為にやってるんや⁉️
なんで、こっちが移動せなあかんのや⁉️』

私の在り方がどうあるといいのかを気づかせて頂いた瞬間でした。
「我々は、来てくださった黒帯さんを守らないとあかん。」

どの立場の方の気持ちも察しながらも
場の最終責任客シップで堂々としている事が大切だと気付かせて頂きました。

  

何のために、誰のために

   
今この場に居て何をする事が大切なのか
に立ち返ると、自ずと見えて来るものがありますね。

   

この辺りシステムだけではなく、自分が周りをどう見ているのか等、「脳波が大切」という事は、当時は全くわからずにいましたので、同じ様な事を繰り返していたと後々気付きます。

    

   

何のために
誰のために
本質把握能力

【わもんコンシェルジュ美香ちゃんの1000本ノックで掴んだ仕事術】